社内報 わかくさ No.58
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甲信越支店木落し里曳き 御柱祭(正式名称:式年造営御柱大祭)は16本のモミの木を御柱として選び、御柱を山の中から里まで曳き出し諏訪大社の4つ社殿(上社本宮、上社前宮、下社秋宮、下社春宮)の四隅に建てるまでを氏子たちが人力で行う寅年と申年に行われる式年祭で、平安時代に執り行われた記録が残っているほど伝統のある諏訪地方の神事です。次回は2022年 寅年!上社 今回で3回目の御柱祭は元綱係りとして参加いたしました。元綱係りは御柱の元に付く太い曳き綱を押したり引いたりして御柱の曳行をスムーズに行えるようにする係りです。 木遣りが響き、ラッパが鳴り、みんなの気持ちを一つにして御柱の曳行が始まりました。今回の御柱祭は本宮一〜四、前宮一〜四の計8本の御柱が一斉にスタートしました。上社御柱の特徴は『針孔梃子』と呼ばれるV字型の角をつけ、氏子を乗せ、おんべを振りながら進みます。 初日に迎えた穴山大曲りでは、元綱、梃子、追い掛け全員一致協力して急なカーブを進んでいきます。大曲りでは周りに観光客が大勢いて道路脇に塀もある為、声を掛け注意をしながら無事に曲りました。その後、木落し・川越しへと進んでいきます。山出しでは針孔梃子に人を乗せたまま傾斜27度、距離80mの斜面を一気に下る木落しや、川幅約40mを渡る川越しがあり、大勢が見守る中行われます。里曳きになると騎馬行列や長持ち、花笠踊りなども加わり一層華やかになり御柱祭を盛り上げます。最後に、本宮・前宮に曳きつけられた御柱は針孔梃子をはずし各神社の境内に建てられ(建て御柱)数えで7年の御柱祭は終わりとなりました。生産部 両角 純夫下社 御柱祭も役員として参加するのも3回目となりました。最初は不安だけで終わってしまいましたが、3回目ともなれば楽しむことができました。しかし7年に一度なので最初の御柱祭からは約20年。年も取りました(笑)。次回は天下の木落しで御柱に乗りたい!と思っています。 一言で役員と言っても簡単にはなれず、地区の行事やお宮の御奉仕などを行い会議などで選ばれます。選ばれたからには真剣に取り組み、準備して本番を迎えるのです。曳行(御柱を引く)最中はお酒を一滴も飲まずに安全第一で神事は進められ、お祭と世間には言われますが、私達は神事として取り組んでいます。 諏訪地方(本宮)の御柱は終わりましたが、町中で小宮の御柱祭が行われています。皆さんも一度は御柱を観に来て下さい。生産部 小林 智義建て御柱木落し坂おんばしら来る人行く人清野さん北村さん上條GL大八木さん髙澤さん江島支店長成井さん鈴木SL 更なる成長に向け、全社組織力強化目的の人事異動、当甲信越支店は2G体制での営業部増強で出航。支店から鈴木SL・成井君が本社・東京工場へ転出。そして、本社から上條GL・大八木君・髙澤君・北村君が営業部へ、東京工場から清野君が生産部へと5名が転入。異動の諸君には、着任先で経験値を生かし、明るく元気、積極的に取り組み、力量を発揮し、目標達成に大きく貢献してくれると信じています。 特に支店営業部は、上條リーダー率いる開拓チームが新設され若手3名の営業部員が加わり、若干若返りも図られました。既に支店の環境にもとけ込み、各自目標の達成を目指し、積極性を持って取り組んでくれていて活気に溢れ、製販管一体で必ずや成果に繋げてくれると期待を膨らませ、とても楽しみにしています。甲信越支店66期新体制での船出甲信越支店長 江島 弘BRANCHNEWSめ ど て こ3700

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