わかくさ63号
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27 髙坂相談役が2021年3月31日にご退職されました。髙坂相談役は全社の営業部門を統括する他、20年にわたりSCRAMチームを率いて生産部門を始め社内全般の改革を実行してきました。説得力のある会話に加え、ダンディな姿に女性社員からも人気がありました。1962年4月 1975年5月 1982年5月 1989年9月 1996年10月 取締役 営業本部長 取締役 横浜支店長 1997年5月 1999年3月 営業統括取締役 兼経営企画室担当役員2001年11月 常務取締役 支店統括 2004年8月 2018年9月 2019年9月 2021年3月 勤続59年 1962年(昭和37年)(日本の年間粗鋼生産量3000万トン)4月に㈱古賀鋼材商店に入社し横浜営業所に配属となる。それから20年間横浜営業所で動き回り、1982年(昭和47年)5月本社に異動となる。営業として動き回りその後横浜支店にも異動となったりして営業一本で動き回った。 2004年より「生産改善活動」として東京工場の人達と「お取引先様のために良いモノをつくり納期どおりに届ける」にはどうすれば良いのかで、プロジェクトKをスタートさせた。「整理、整頓」から始める、不要なモノはすてる、必要なモノは揃える。不必要な動きはしない、必要な動きは素早く。巨大な設備は小回りの利く設備に、お客様の最小製品まで作るシャーリング 峰尾顧問が2021年3月31日にご退職されました。峰尾顧問は本社と横浜支店において営業一筋に勤められ、甲信越支店の初代支店長として重責を果たされました。ゴルフは社内でも1.2を争う程の腕前で「わかくさ会ゴルフコンペ」では何回も優勝をされました。1960年4月 1962年2月 1972年7月 1982年5月 1987年10月 横浜支店長 1988年7月 1991年10月 取締役 会社全般の営業・一般業務指揮 1994年4月 2000年8月 2001年11月 専務取締役 営業統括2016年9月 2021年3月 勤続61年 過ぎた日は早いものであっという間に61年間を駆け抜けました。感無量です。この間上司や先輩そして様々な方に支えられて諸事遂行出来たものと心から感謝申し上げます。 会社生活61年を振り返ってみますと良きにつけ悪しきにつけ色々あり言葉に言い尽くせません。私事ですが実は自分が営業マンになるとは思っていませんでした。理由は口下手で引っ込み思案でしたからです。でも辞令が出た以上はやらねばと決意して先輩にご指導を仰ぎながら本社で20年間在籍、昭和57年に横浜支店に転勤。その頃横浜はMM21という大きな都市開発が始まっており、好景気が続き業績も拡大できました。 平成6年には甲信越支店に初代責任者として着任しました。竣工披露式典にはお取引先様始め多数の御来賓のご出席を頂き約1500人の盛大なパーティーでした。このように次々と大役を仰せ付かり大過なく過ごさ入社、横浜営業所配属横浜支店 課長本社 営業部本社 営業部部長 専務取締役 全社営業部門・販売企画部・SCRAMチーム担当 取締役 相談役 相談役ご退職【髙坂相談役より】入社、神田倉庫配属本社 営業部本社 営業第5課長横浜支店 部長 横浜支店長 取締役 甲信越支店長 常務取締役 営業部門統括・本社営業部担当 顧問 営業部担当ご退職【峰尾顧問より】【略 歴】【略 歴】能力を拡大させる。2007年に東京第五工場閉鎖、2009年に東京第一工場に新大型レベラー設置等、工場のみなさんと喧々諤々と議論して、決まった事を実現させていった。その過程は「七転び八起き」で起き上がって先に進む時の楽しかった事はやりがいがあったと感動ものだった。 自分の力以上の「値段を付けていただき」、「自分が生かされた」業界、会社に「ありがとうございました」と感謝、感謝ですし、良い会社で会社人生を終わりにできた事にお礼申し上げます。 今年は1951年9月の会社設立から70年の節目を迎え、100年企業への通過点として新たな気持ちで71期をスタートさせ、頼もしく、輝かしく、眩しくさえ思います。日々新しい時代、若い能力と実行力で仕入から加工、配送まで自社で一貫して行う古賀オールは益々磨きをかけていくことと思います。感謝、感謝のサラリーマン人生、ありがとうございました。せて頂けたのも社長始め上司、先輩のご指導と同僚のご協力を頂けたからこそと心から感謝しております。そしてこの間営業とは何かと自問自答した時に一番大事なのは「人」であり、人間関係なくして仕事は出来ないと実感しました。 これから会社の発展に当たる営業マンにお願いしたい事は指示待ち人間になってはいけないという事です。先代社長がいつも言っていた「仕事は待っていては来ない。自分から突進しなければいけない」という言葉を思い出します。私の経験からも営業活動はお客様に足繫く通い、営業としての情報を提供し信頼される人間関係を構築する事です。そして常にお客様とはフェイスtoフェイスの会話が一番大切です。当社で扱っている鉄のように重い関係をつくり、立派な営業活動により会社発展に寄与して下さい。 社長始め社員の皆様の健康とご多幸をお祈りし、会社の益々の発展をご祈念申し上げます。長い間本当にお世話になり有難うございました。髙坂相談役がご退職峰尾顧問がご退職

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