からの教訓としてしっかり実行していきたいと思っています。特に⑨は企業理念としてしっかり確立していく事が企業経営の根幹で、経営には特に大切な事ばかりです。しっかり引き継いで更に充実させていきたいと思っています。今年を振り返ってみますと昨年発生したコロナ禍というパンデミックが続いた一年でありました。約二年間で日本では第五波まで経験し、夏頃の第五波では東京都の一日での新規感染者は五千人、全国でも二万人を超えました。特に今年に入り「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」等が全国的に出され、東京等各都市圏ではほとんどの期間に行動が制限されてしまいました。中でも一番問題だったのは医療現場が逼迫し、入院が必要な人でも入院出来なくなり自宅療養となる事態となりました。しかしながら昨年と決定的に違うのは新しいタイプのワクチンが開発され接種が始まった事です。ただ感染力の強い変異株は各国とも完全には抑え込めていません。それでも日本ではワクチン接種が進み11月頃までには希望者全員が打てる状況になりました。10月現在ではワクチンや他の要因もあり、新規感染者数は激減しております。冬に向かって第六波が来る可能性が高いと予想されているので今のうちに過去の反省、経験をもとにしっかり準備する事が大切です。そう遠くない段階で経口治療薬が出来る見込みです。そうなればゼロコロナは無理だとしてもウィズコロナとしてインフルエンザと同一扱いになると思いますし、そうなって欲しいと期待します。新型コロナで世界中の生活様式の景色がすっかり変わりましたが、アフターコロナにおいてしっかり感染拡大防止と社会・経済活動の両立を図っていくという事でしょう。今年は一年延期となったオリンピック・パラリンピックが無観客となる異例ずくめの東京大会として開催にあたって賛否両論ありましたが、緊急事態宣言下のなか実施されました。オリンピック（メダル計58個と過去最多）、パラリンピック共に日本人選手が大いに活躍して日本中をわかせました。アスリートの方々の最後まであきらめず一生懸命に試合にのぞむ姿勢と努力に私達も沢山の感動と勇気をもらいました。五輪憲章である「友情・連帯・フェアプレー」の精神がコロナ禍の中だけにとても強く感じました。アスリートの方々が国籍や人種等の違いを超えて競い合い、認め合うスポーツマンシップを見てとても素晴らしいと痛感しました。実は過去にライバルのヘルシンキに競り勝ち東京１９４０が決まっていました。これは嘉納治五郎先生達の尽力で日本が初めて五輪に参加してから24年後の快挙でありました。しかし、１９３９年に太平洋戦争が始まり、日本は自ら放棄した残念な歴史があります。それだけに色々な制約・逆境の中、警察の皆さんのご努力とボランティアの献身的な協力もあって事件もなく世界中の方の注目を集める中、オリンピック・パラリンピックを無事やり切った事は大変素晴らしく価値ある事です。開催国の責任も果たしたという事で後世に残る遺産だと私は感じています。大活躍しました。２月はテニスで大坂選手が全豪オープンで優勝。ゴルフでは４月にそして野球のメジャーリーグで活躍した大谷選手は投打の二刀流として大活躍し、様々な記録を達成しました。技術的に裏付けされた成績もさることながら大谷選手の前向きで明るい性格、楽しくプレーする姿勢を見て米国中の野球ファンをそのラジオで「目的地に行くのにバック（後ろ向き）で走るのは難しいが前を向いて（前向き）しっかり走れば目的地に簡単に近づける。到達可能です」と話していました。何でも大谷選手の様にネガティブでなく常にポジティブな思考が大切だと感じました。代わって総理大臣にそれぞれ就任されました。日米をしっかり正しい方向に導いて頂くことを願っています。から25年近くお付合いがあり、応援させて頂いている後藤茂之さんが新内閣で厚生労働大臣に就任されました。コロナ禍の中、国民の命を守る大事な省の大臣として持ち前の元気と高い能力、幅広い知識をいかんなく発揮して大いに活躍される事を期待しております。ある言葉だなと感じました。人生振り返ってみますと皆さんも同じだと思いますが私も素晴らしいご縁と幸運に助けられて今がある様に感じます。素晴らしいご縁これからも大切にしていきたいと思っています。愚痴をこぼさず、ギリギリまで頑張っている人に運も味方するのだと思います。目の前に訪れている幸運、チャンスにしっかり気が付き、それを活かすという人が幸運を手にする事が出来るという事でしょう。ほうか悪いほうか確認していたそうです。それは運が悪い社員ばかりの組織は運の悪い会社になってしまうと考えていたようです。それだけ運にこだわっていたのでしょう。に少しでもこの一年間の会社の様子を知って頂ければ幸いです。発刊にあたりまして今回も編集委員の皆様ご苦労様でした。オリンピック・パラリンピック以外でも今年は各分野のスポーツで日本人選手が松山選手が四大メジャー大会の一つであるマスターズで悲願の日本人初の優勝。人間性で魅了しています。同じ日本人として本当に誇りに感じます。ある方がまた１月にバイデン氏が米国大統領に、日本でも10月に岸田さんが菅総理にまた個人的には選挙区が私の故郷の長野県というご縁で衆議院議員になられる前話は変わりますがある方の言った「人生は縁と運」という言葉になるほど深みのが幸運につながり、幸運が素晴らしい出合いを実現させるという事でしょう。経営の神様と言われた松下幸之助さんは人を採用する時にあなたは運が良い最後になりますがこの誌面を通じ社員同士のコミュニケーションを図り、皆様方皆様方のますますのご健勝をお祈りいたしましてご挨拶とします。東京オリンピック・パラリンピック開催コロナ禍での一年間世界で日本人選手が大活躍人生は縁と運 2A Message From President
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